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夏本番となり、高校野球の応援では、華やかなブラスバンドが聴こえてきます（実際は暑さでフライパン状態(ﾟ∀ﾟ)ﾌｧｲﾄ！）。
甲子園アルプススタンドの定番曲の一つ、「ウィ・ウィル・ロック・ユー（We Will Rock You）」。
ドンドンパッ！ ドンドンパッ！ の、あれですね。( ・∇・)♪
今週末は、パリオリンピックが開幕しますが、2012年のロンドンオリンピック閉会式では、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」も披露されました。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は、誰が作ったのか？なんでみんな知っているのか？
その魅力に迫ります。
夏！応援！クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」We Will Rock You 世界が手拍子する曲の魅力
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は、イギリスのロックバンド、Queen（クイーン） の曲です。
ギターを担当している、ブライアン・メイが作詞・作曲し、1977年にリリースされました。
クイーンのYouTubeチャンネルより、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
「足踏み、足踏み、手拍子、休み」を２拍子でくり返し、おわりにギターソロが入る、非常にシンプルな構成。
１番の歌詞は、「Buddy, you’re a boy, 」と歌い出し、少年に向けて、”いつか大物になるんだろ？”と、ぱっぱをかけるような内容です。
２番は「Buddy, you’re a young man, 」青年、３番は「Buddy, you’re an old man,」老人、それぞれを励ます、どの世代もやれるぜ！という感じで、元気づけてくれます。
「rock」に、感動させるとか、揺らすとか、心でも物でも、ゆらゆら動かす意味がありますので、世界を動かしていこう！という、簡単な中にも壮大なイメージが含まれているようです。
聴いていると、英語がわからなくても高揚感が味わえるのは、そういった意味に似合う、歯切れが良く、力強い歌い回しからくるのでしょう。
メイは、観客が参加できる曲を作りたかったそうです。
全員が足を鳴らし、手拍子をし、文字通り会場がうごめく熱のあるライブ。
言葉の壁を乗り越え、一緒に参加できる音楽。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は世界中でヒットを記録し、スポーツの応援歌のみならず、テレビ、ラジオ、CMなどにも使われ、誰もが知り、愛される、人生の応援歌となったのです。
夏！応援！クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」We Will Rock You 世界が手拍子する曲の魅力 : ロンドンオリンピックで会場をひとつに！
クイーンのヴォーカル、フレディ・マーキュリーは、エイズに感染したことによる免疫不全が原因の肺炎で、1991年に亡くなりました。
圧倒的な存在だったフレディを失い、ベースのジョン・ディーコンは、クイーンのヴォーカルはフレディ以外考えられないと（他にも要因はあるようですが）、事実上引退。
現在は、メイと、ドラムのロジャー・テイラーが、ヴォーカルにゲストを迎えて活動を続けています。
2012年のロンドンオリンピック閉会式では、イングランドのシンガーソングライター、Jessie J と共に「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を披露しました。
生前のフレディは、ライブで観客に、自分の真似をして歌うように呼びかけることがあったのですが、その映像が巨大スクリーンに現れ、会場中が歓喜！
私もテレビの前で、「フレディだ！」と叫んでしまいました。( ・∇・)
オリンピックのYouTubeチャンネルより、ロンドンオリンピック2012閉会式から「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
シンプルな曲は、返って歌うのが難しいですよね。ごまかしが効かないですから。
ジェシー・J の、迫力ある歌声と、フレディもしていたエア・ギターの仕草、フレディの衣装をイメージした黄色いストール、思い入れのステージにみんなが盛り上がり、一緒に歌いました。
夏！応援！クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」We Will Rock You 世界が手拍子する曲の魅力 : 最高の鉄板アンコール
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は、クイーンのライブで、アンコールに演奏されることが多かったです。
その後に、フレディが作った「伝説のチャンピオン（We Are the Champions）」を続けて歌うのが定番。
この2曲は、セットのような感じですね。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」で、やってやろうぜ！と呼びかけ、「伝説のチャンピオン」で、俺たちはやったぞ！と、高らかに歌い上げる。
ストーリー性があって、観客と一体感もあり、さすがライブパフォーマンス最高、クイーンの鉄板アンコールです。
ちなみに、「チャンピオン」とは、クイーンを指しているのではなく、みんなが、「ひとりひとりがチャンピオン」という気持ちで作られています。
クイーンのYouTubeチャンネルより、「伝説のチャンピオン」
夏！応援！クイーン「ウィ・ウィル・ロック・ユー」We Will Rock You 世界が手拍子する曲の魅力 : おしまいに
クイーンのInstagramより。来日の様子も。
今回は、気合いの入る曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を紹介しましたが、クイーンの曲では、私は泣ける曲を聴くことが多いです。
本当に、涙が止まらなくなり、その後、大きな感動から動き出す力をもらえます。
フレディがいないという状況もそうさせるし、何よりクイーンはどの曲も劇的です。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」でなくとも、いつも、俺たちはできる！と、みんなを、自分を応援し続けています。
読んでいただき、ありがとうございました。( ・∇・)
また素敵な音楽と出会えますように。Yua♪
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