記事内に商品プロモーションを含む場合があります
58年前、ビートルズが日本公演を行ったのは、今日、6月30日!
7月2日までの3日間に5回公演があり、日本の後のビッグスターたちも絶叫しながらビートルズの演奏、その姿に酔いしれたのです。
ビートルズ日本公演の前座を務めたアーティストたちは、直接ビートルズと共演できないとはいえ、そのステージの雰囲気を間近で感じられたことに、感無量だったことでしょう。
今回は、ビートルズの来日エピソードです。前座は誰だったのか、4人はホテルでどうしていたのか?
ビートルズ来日関連の記事です
【ビートルズ来日エピソード】 58年前の今日!日本公演 前座ドリフターズの腕前は?演奏した曲は?
ビートルズ日本公演の司会は、当時珍しいハーフタレントのE・H・エリック。
そして、前座として登場したメンバーはこちらです。
- 内田裕也
- 桜井五郎
- ザ・ドリフターズ(7月2日は出ていません)
- ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
- 尾藤イサオ
- ブルージーンズ
- 望月浩
日本のグループサウンズを牽引してきた方々ですね。
ドリフターズは、コメディアンなんじゃないの?と思われるでしょうが、ドリフの前身は音楽バンド。
なんと初期には、ビルボードで1位になった日本人、坂本九もメンバーだったのです。
当時の映像を観てみると、リズムがしっかりしていて、ノって聴けます。その上ギャグも入るから面白い。
ビートルズ日本公演で、ドリフターズは「のっぽのサリー(Long Tall Sally)」を演奏しました。
リトル・リチャードのロックの鉄板曲で、ビートルズもカヴァーし、ポールがシャウトしています。
リードボーカルは仲本工事。ドリフへ加入してまだ一年だったそうです。大役を堂々とこなしていてかっこいい!
ドリフターズは、前座用ではなくビートルズと同じステージでのパフォーマンス(加藤茶はリンゴのドラムは叩いていませんが)でした。最後、ずっこけるとこは期待を裏切らないですね!
【ビートルズ来日エピソード】 58年前の今日!日本公演 4人はホテルで絵を描いていた!?
ビートルズは、当時の東京ヒルトンホテルに宿泊し、近くの建物の屋上にもファンがいるという人気ぶりでした。ビートルズをひと目見たい!という思い、わかります。迷惑行為はNGですが。
台風のために、ビートルズを乗せた飛行機は11時間遅れ。空港で、警備から門前払いを受けたファンは2000人。
インターネットのない時代、チケットの申し込みハガキは20万通以上。
みんな、ビートルズに会いたかったのです。( ・∇・)♪
こんな状況なので、ホテルから出られない4人は(ポールとジョンは外へちょっぴり抜け出しています)、絵を描いて過ごしていました。若い芸術家たち疲れ知らず。信じられない。
ビートルズのアルバムジャケットは、どれもアーティスティックですよね。サイケだったり、シンプルだったり…。ビートルズを曲以外でまた格別なものにしています。
この時の、日本のホテルに缶詰で生まれたおそらく4人共作の唯一の絵画が、今年2月クリスティーズのオークションに出品され、約174万ドル(約2億5500万円)で落札されました。題名は、「Images of a Woman」。ジョンの「イマジン」と「ウーマン」からでしょうか。
ビートルズにこの絵の画材を調達された、月光荘画材店さんの超おしゃれなホームページ
当時の様子も書かれています
The Beatles × GEKKOSO ビートルズと月光荘 Back to 1966
4人は、ごく自然に描いていたそうです。魂が近づくような感覚なのか。ビューティフルです。
【ビートルズ来日エピソード】 58年前の今日!日本公演 前座は誰? 4人はホテルで絵を描いていた!? : おしまいに
ビートルズはこの時期、ツアーで世界を飛び回っていました。
自分たちの周りで巻き起こっている超現象を、各地のホテルの窓からどんな思いで見ていたのでしょう。
たった103時間で、ビートルズは日本に様々なインスピレーションを残し去っていきました。
彼らにとっても、日本が何かを与えられていますように…。
4人の絵は、ビートルズの何だかわからないけど凄いエネルギーを放って、それは奇跡だったと証明しているようです。
読んでいただきありがとうございました。( ・∇・)
また素敵な音楽と出会えますように。Yua♪
ビートルズについて書いています
アイヴ・ガッタ・フィーリング I’ve Got A Feeling ビートルズ 最後のライブ 伝説のルーフトップ・コンサートとは
【1966年 ビートルズ日本公演】 武道館をライブ会場に変えた革命!「イエスタデイ」
【ビートルズ来日から58年】7月1日はチューニングや衣装に変化が!
【ビートルズ日本公演 セットリスト】ライブでは難しい新曲も披露!
ビートルズ 「ヘイ・ジュード」 Hey Jude ある少年を励ますことから始まった”応援し続ける歌”
ビートルズ「抱きしめたい」何かが変わった!SNSのない時代、その背景とは?
ビートルズのアニメ映画サウンドトラック!「イエロー・サブマリン」夏休みに観る!聴く!
アメリカがビートルズを観た日【エド・サリヴァン・ショー 1964年2月】セットリスト
「A Hard Day’s Night」公開60周年 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
リンゴ・スター 7月7日で84歳?!若すぎる!ビートルズドラマー 「オクトパス・ガーデン」