記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ビートルズの来日で、1966年の今頃日本は、文字通り旋風が巻き起こっていたのです。
羨ましい…✨
今回は、ビートルズ日本公演のセットリストを、少し深掘りして語ります。
【ビートルズ日本公演 セットリスト】ライブでは難しい新曲も披露!
ビートルズ日本公演のセットリストです。
5回公演があり、全て同じでした。
Rock and Roll Music
She’s a Woman
If I Needed Someone
Day Tripper
Baby’s in Black
I Feel Fine
Yesterday
I Wanna Be Your Man
Nowhere Man
Paperback Writer
I’m Down
アンコールはなく、約35分間とファンにとっては短く感じたでしょう。
でも、当時はどのバンドもそのくらいで、ビートルズもそういう約束だったのです。
昼夜2回公演ですから、ハードだったと思います。
【ビートルズ日本公演 セットリスト】ロックンロールな始まり!
ロックンロールの定番曲、チャック・ベリーの「Rock and Roll Music」が1曲目。
ビートルズのライブで、オープニングを飾ることが多いお馴染みの曲です。
ジョンの、これぞロック!というヴォーカルがしょっぱなから惹きつけてきますね!
「She’s a Woman」と最後の「I’m Down」はポールの曲で、チャック・ベリーらとロックを創り上げたリトル・リチャードを意識して書いています。
ビートルズの礎を感じさせるナンバーたち。
1、2、3、4!とか合図せずに歌い始めるかっこよさに、圧倒されたと言うミュージシャンのコメントをよく見かけます。
確かにそれは、当時驚きのパフォーマンスですね。
【ビートルズ日本公演 セットリスト】ライブでは難しい新曲も披露!ペイパー・バック・ライター!
ビートルズのInstagramから「I Feel Fine」の映像です。
アルバム「ビートルズ・フォー・セール」から「Baby’s in Black」、
「ヘルプ!」から「Yesterday」、
「ラバー・ソウル」から「If I Needed Someone」「Nowhere Man」。
ビートルズは、年に2回アルバムを出す契約だったので、3枚のアルバムといえども作られたのは新しい。
その他はシングルで発表されていて、中でも「Paperback Writer」はつい5月にリリースされたばかり。
ファンは歓喜ですね。
この後のアルバム「リボルバー」から、演奏がかなり複雑化するのですが、「Paperback Writer」もすでにそれに近く、ライブで演奏するのに難易度の高い曲です。
そして、ビートルズは間も無くライブをやらなくなってしまうので、ライブで新曲を披露したのは「Paperback Writer」がラストということになります。
8分の6拍子で、リリース当初「ビートルズがワルツをやります」と宣伝された「Baby’s in Black」も演奏され、様々なカラーが楽しめるセットリストです。
「Yesterday」は、ポールの弾き語りと弦楽が合わさる曲ですが、エレキでも十分聴きごたえがあり、私はいいなと思います。
↓↓この時の「Yesterday」については、こちらの記事でもう少し語っています。
【1966年 ビートルズ日本公演】 武道館をライブ会場に変えた革命!「イエスタデイ」
【ビートルズ来日から58年】7月1日はチューニングや衣装に変化が!
同じくInstagramより「Paperback Writer」です。
【ビートルズ日本公演 セットリスト】ライブでは難しい新曲も披露!:おしまいに
インターネットで情報を得たり、チケットを予約したりできない時代。
不便ゆえに、ビートルズはどんな若者なのだろう…と、想像を巡らせ、パニックが起こり、世間がそれ一色になる。
ある意味、みんな一丸となって、夢中になるのです。
そんな情熱、最近ないなぁと思います。
ビートルズが日本に来ていた、そういう時代があったという事実は、まだ生まれていなかった私たちをも興奮させるマジックです。
読んでいただき、ありがとうございました。
また素敵な音楽と出会えますように( ・∇・) Yua♪