フジロック’12 回想【レディオヘッド「パラノイド・アンドロイド」】魅惑的な憂いを目の当たりにした夜

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フジロックが始まりました!( ・∇・)

私のフジロック最強な思い出は、レディオヘッドの幻想的なステージです。

今回は、少し当時を回想しつつ、彼らの代表作「パラノイド・アンドロイド」を紹介します。



フジロック’12 回想【レディオヘッド「パラノイド・アンドロイド」】: レディオヘッドとは





Radiohead(レディオヘッド) は、イギリスのロックバンドですが、電子音楽のイメージも強いですし、重厚な音の響きなどクラシックな音楽性もある、時代によって変化していくバンドです。

また、ライブのステージもそうですが、アート的要素が強く、アルバムアートワークが凝っていて面白い。

ハマると抜け出せない魅力がすごいです。

最も人気のある曲は「Creep(クリープ)」で、ライブでは演奏しなくなりましたが、今年4月にこの曲のミュージックビデオが、YouTubeで10億再生を突破して話題になっています。



↓↓レディオヘッドのYouTubeチャンネルより「クリープ」

Radiohead – Creep



始まりから、怠さを醸し出すギターのアルペジオと低いヴォーカル。

途中、突如として入る衝撃音でハッとして、グラグラするようなうねるメロディーに引き摺り込まれていきます。



↓↓90年台のロック音楽について書いています。

【90年代 洋楽 ロックバンド おすすめ定番曲】超初心者向け 6選 入門編



レディオヘッドのInstagramより「Morning Bell」





フジロック’12 回想【レディオヘッド「パラノイド・アンドロイド」】魅惑的な憂いを目の当たりにした夜



2012年のFUJIROCK FESTIVAL’12 では、最終日のヘッドライナーでレディオヘッドが登場。

私は、最前列で観ていて(間にボディガードは立っていましたが)、夜の苗場を異世界にしていく照明や、彼らの憂鬱なのにガッと胸ぐらを掴んでくるような演奏に驚きながら、このフェスが終わる寂しさも感じていました。

アンコールの最終の曲「Paranoid Android(パラノイド・アンドロイド)」、本当に聴きたかったので、今でも景色が目に焼きついています。

「パラノイド・アンドロイド」は4部構成、6分越えの大作で、相変わらず不満をぶちまけているような憂鬱感はすごいですが、大陸音楽のテイストや、抒情的なメロディーが、本能に入ってきて共感してしまう曲です。

バンドのメンバー全員で作り上げていて、チームワークの良さが伝わる力作。


レディオヘッドのInstagramより「パラノイド・アンドロイド」
ライブの様子が一曲通して観れます。


終盤、トム・ヨークエド・オブライエンのツインヴォーカルがドラマティックです。

確かにロックなのですが、オペラ的な感じや、土俗的な感じや、しかし不思議に統一され、混沌としながらもやりきった気持ちになれます。

よくわからない世相への反抗が、アンドロイドという機械と人間のやりとりで表現されている歌詞です。

曖昧な歌詞が、余計にいろいろと連想させて、気づくと自分も想像の世界に佇んでいます。

レディオヘッドの曲は、そこから考えるきっかけになる歌なのです。


↓↓レディオヘッドのYouTubeチャンネルより「パラノイド・アンドロイド」

Paranoid Android




フジロック’12 回想【レディオヘッド「パラノイド・アンドロイド」】魅惑的な憂いを目の当たりにした夜 : おしまいに




個人的には、フジロックのセットリスト中盤で演奏してくれた「Nude」が印象に残っています。

トムのパフォーマンスが、色っぽかったですね。

フジロック、今年の最終はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

2012年は、2日目のヘッドライナーでした。

「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」の大合唱に感激でしたよ!

みなさん、どうぞ苗場で、この夏だけのストーリーを楽しんでください。


読んでいただき、ありがとうございました。( ・∇・)
また素敵な音楽と出会えますように。Yua♪


↓↓ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズについて書いています。

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