【映画音楽 名曲 : 昔…1970年代まで】絶対に聴いておきたい6曲! ヴォーカル付き楽曲編

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

効果的な映画音楽は、そのシーンを観る人の心に刻みつけます

まだテレビが普及していない頃の、スクリーンを彩った名曲を6曲紹介。

もちろん、映画の内容も、忘れられないものばかりです。

併せてぜひチェックしてみてください。( ・∇・)♪



絶対に聴いておきたい映画音楽6選!


映画音楽の名曲はたくさんありますから、今回はヴォーカル付きの楽曲で、1970年代までに絞っています。

また、観ていて共感できるような映画を意識して選びました。

どこかきっと、ジーンとくると思います。

「Raindrops Keep Fallin’ on My Head(雨にぬれても)」 1969年



実在の銀行強盗をモデルにして作られた映画、『明日に向って撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)』の挿入歌「雨にぬれても」

昨年亡くなった、バート・バカラックが作曲しています。

ビルボード4週連続1位となる大ヒット作で、アカデミー賞の主題歌賞も受賞。

ウクレレの気ままな感じのイントロから、軽快にスイングして進む爽やかでちょっとセンチメンタルなメロディー。

指名手配されながらも、逃げまくる主人公たちの、“まあ、なんとかなるさ”的生き様によくマッチしています。

ストップモーションで終わるというラストシーンが有名な、カッコいい映画の方もおすすめです。



B・J・トーマスのYouTubeチャンネルより「雨にぬれても」


Paramount TheatreのInstagramより 『明日に向かって撃て!』主演の、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード


20th Century StudiosのYouTubeチャンネルより 『明日に向かって撃て!』の紹介動画



「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」 1933年



スティーヴン・スピルバーグ監督が、10年もの間構想を練って作り上げたラブ・ファンタジー映画『オールウェイズ(Always)』

そのテーマ・ソングとして、プラターズのジャズ定番曲「煙が目にしみる」が使われて、劇中、とてもムードを盛り上げています。

プラターズのオリジナルもいいですが、J.D.サウザーの歌うヴァージョンも流れて、こちらも少し新しい感じがして素敵です。ぜひ、映画で観て聴いてください。

泣いてるように見えるのは、恋の炎が消えて、煙が目にしみただけだよ、という歌詞も、消火活動をする主人公と相まって、胸に迫ります。




「Moon River(ムーン・リバー)」 1961年



妖精のような愛らしさで、今も観る人を魅了し続ける、オードリー・ヘップバーンが歌う「ムーン・リバー」

オードリーの主演映画『ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany’s)』の主題歌です。

ヘンリー・マンシーニが、オードリーの狭い声域を考慮しつつ、彼女の魅力が引き立つよう書き上げた名曲。

柔らかに下降するメロディーが優しく響く、様々なカヴァーがあれども、オードリーの歌声で聴きたい一曲です。

ヘンリー・マンシーニのYouTubeチャンネルより「ムーン・リバー」


Moon River / Audrey’s Letter



「The Way We Were(追憶)」 1973年



学生運動、政治活動といった、当時の若者のリアルを描きつつ、切ない恋愛ストーリーに仕上がっている映画『追憶』の同名の主題歌。

アカデミー賞の主題歌賞を受賞しています。

主演も務めた、バーブラ・ストライサンドが、表情豊かに歌い、思い出が走馬灯のように蘇るイメージです。

始まりのハミングから、もう曲に入っていて、聴く人を惹きつけます。


バーブラ・ストライサンドのYouTubeチャンネルより「追憶」


Barbra Streisand – The Way We Were (Official Audio)


バーブラ・ストライサンドのXより 『追憶』撮影の様子



「Edelweiss(エーデルワイス)」 1959年



音楽を志す人たちのバイブルのような映画、『サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)』

この映画は、「ドレミの歌」「すべての山に登れ」などなど、名曲がセットになったような映画です。

その中でも、お父さんのトラップ大佐がアコギの弾き語りで歌う「エーデルワイス」は、教科書にも載っているし、あまりにも有名。

シンプルでかわいらしいのに、とてもドラマティック

映画の中の大佐の想いを、見事に表現しています。


skyMTVのYouTubeチャンネルより 「エーデルワイス」


「As Time Goes By(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)」 1931年




大人の恋愛映画『カサブランカ( Casablanca)』のテーマソング「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」は、この映画のために作られたわけではないのに、雰囲気がぴったりで驚きです。

ヒロイン、イングリッド・バーグマンが、この曲を聴きながら過去に想いを巡らせる様子は、美しすぎますね。

ハッピー・エンドでないところが、またこの映画の魅力です。

募る想いのように、だんだんフレーズの音域が上っていき、おしゃれにさりげなく降りて終わる曲構成。

時が過ぎると、想いの形も変わってゆく、恋の切なさを綺麗な思い出に変えるナンバーです。

ラストシーン、「君の瞳に乾杯」という、ハンフリー・ボガードの世界一キザで有名なセリフが聞けます。

Turner Classic MoviesのYouTubeチャンネルより『カサブランカ』の再会シーン


Hollywood ActressesのXより 『カサブランカ』ラストシーン


【映画音楽 名曲 : 昔…1970年代まで】絶対に聴いておきたい6曲! ヴォーカル付き楽曲編 : おしまいに


昔の映画の、作り込まれたこだわりが、数々の名曲を生んだのでしょう。

真似できないけど憧れるワンシーンを、素敵な音楽が永遠のものに。

明日の自分は、ちょっと憧れに近づける、そんな気分にさせてくれます。


読んでいただき、ありがとうございました。( ・∇・)
また素敵な音楽と出会えますように。Yua♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です