「A Hard Day’s Night」公開60周年 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 

今日、7月6日は、60年前にビートルズ初の主演映画「A Hard Day’s Night」が公開された日です！

日本公開は、8月1日。「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」という邦題でした。

世間の熱狂してる様子が、リアルに伝わる邦題ですね。

サウンドトラックも兼ねている同名のアルバムも大ヒットしました。

「A Hard Day’s Night」、映画の内容と曲について語ります。

「A Hard Day’s Night 」公開60周年 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 

ビートルズのInstagramより、映画「A Hard Day’s Night 」撮影中の写真です。

このおかしな写真でもわかるように、ビートルズの人気ぶりをイメージしたコメディー作品になっています。

もちろん、ビートルズの演奏シーンもあって、ファンには贅沢な内容です。

追いかけるファンの女子から逃げるシーンでは、ジョージとリンゴが本当に転んでしまい、本編にそのまま使われています。

「If I Fell（恋におちたら）」を演奏するシーンでも、ジョージがアンプにもたれかかって、アンプが倒れそうになるんです。

こういう、ハプニング映像は、ビートルズを身近に感じられて楽しいですね。

ポールのおじいちゃんという役どころが、ビートルズやマネージャーたちを振り回してて面白い。( ・∇・)

そして、特にリンゴの生き生きとした演技が光っていて、ビートルズ解散後に俳優としても活躍していることを納得させます。

ちょっと文法のおかしい「A Hard Day’s Night 」という言葉もリンゴ語で、今日もめちゃくちゃ疲れた〜 と言った後、気づいたら夜だったので Night と付け加えたそうです。

リンゴって、チャーミングで、面白いセンスを持っているから、ジョンやポールも歌詞のネタをもらえたみたいですね。

この映画は、アメリカでもとてもヒットして、ビートルズの人気を決定的にしました。

「A Hard Day’s Night 」公開60周年 ： 始まりのコードがカッコよすぎる！

ビートルズのInstagramより「ハード・デイズ・ナイト」。
ジョンのシールドがぴーんとなります( ・∇・)

アルバム「A Hard Day’s Night」は、初めて全曲レノン＝マッカートニー作の曲で埋められました。

それまでは、初期名曲ロックカヴァーが何曲かありましたが、このアルバムは、ジョンとポールだけで作詞作曲されています。

イギリス盤の収録曲です。

A面
A Hard Day’s Night
I Should Have Known Better
If I Fell
I’m Happy Just To Dance With You
And I Love Her
Tell Me Why
Can’t Buy Me Love

B面
Any Time At All
I’ll Cry Instead
Things We Said Today
When I Get Home
You Can’t Do That
I’ll Be Back

表題曲「A Hard Day’s Night」は、始まりに ジャーーーン と鳴らすコードが再現できない！と、ファンの間で話題になります。

Fadd9、D、Dsus4、これらのコードをもとに編集されているようですね。
私も研究家ではないので、これは有力説のひとつです。
なにしろビートルズ・ミステリーですから、断言はしません。( ・∇・)

ビートルズがやることは、いちいちカッコいいので、謎のままでいいと思います。

ジョンとポールが、ヴォーカルをバトンタッチする構成は、雰囲気が変わって面白いし、一体感があって好きです。

「If I Fell」の演奏シーンで、4人の笑顔がキュートすぎなので、絶対観てください。

曲は、初のバラードとジョンが言っていて、ハモるところがすごくロマンチックです！

始まりも、半音でフレーズに変化をつけていて、揺れ動く恋心をうまく表現しているなぁと思いながら、物思いにふけってしまいます。

他の曲も、映画の中で聴けますから、映像と音楽、併せて楽しみましょう。( ・∇・)♪

「A Hard Day’s Night」公開60周年 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!  : おしまいに

明日7月7日は、リンゴのお誕生日！
ということで、↓↓リンゴについて書いています。

リンゴ・スター 7月7日で84歳？！若すぎる！ビートルズドラマー 「オクトパス・ガーデン」

また、昨日から、2008年に制作された映画「ザ・ビートルズの軌跡　リヴァプールから世界へ」が日本で公開され、依然として衰えない人気のビートルズ。

モノクロ映像が、ますます粋に映ります。

その時代の到底真似できないおしゃれさも、またビートルズの魅力を引き立てますね！

忙しくて疲れた時は、「A Hard Day’s Night！」と叫んで、この曲を歌いましょう。

家に帰れば君がいる！　私たちには、ビートルズがいる！　ですよ( ・∇・)

読んでいただき、ありがとうございました( ・∇・)
また素敵な音楽と出会えますように。Yua♪